あの坂の上で…

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あの時は桜の木が緑の葉をつけており、めっちゃ綺麗な場所だなって思ってそっからはちょくちょくここに来るようになった。 この大きな桜の下には手作りのベンチがおいてある。 勿論俺が作った物だ。少し不恰好だが座り心地は抜群だ そのベンチに鞄を置き、それを枕にして俺は横になった。 寝ながら見ると桜がもっと綺麗に見れるからだ。 花びらが風で舞い上がり、ホントに桜が踊ってるような感じになってとても心が落ち着く… 数十分後... 俺はチラッと携帯のディスプレイを見た。 蓮「そろそろ行かないと」 俺は起き上がり制服や鞄に付いた花びらを落としてその場を後にした。
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