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まず一番最初に目が着いたのは、小型冷蔵庫。冷蔵庫の中を調べるが、何も見つからない。そして後ろを振り向くと、扉があった。何処にでもありそうな木製の扉。
郁美は食いつくように、扉に張り付き扉を開けようとする。
「くっ……!あ、開かない!………成る程、カードキーを差し込まないとドアは開かないのか…」
鍵さえあれば、扉が開くと分かったら、意外と落ち着いた。部屋の中を探せばあると思い、立ち上がってみるとポケットの中から、一枚のカードキーが落ちた。
「……コレか。というか、なんでコレが俺のポケットの中に入ってたんだ?」
色々と疑問があったが、カードキーを差し込み扉を開ける。すると、扉は簡単にあいた。そして、そこには大部屋があった。大きなテーブルが一脚、椅子が12脚があった。そして、そこには女子大生らしい女性が2人、高校生くらいの女性が1人、中学生くらいの女が1人、そして髭の濃い40代くらいの中年男性が1人、高校生くらいの男性が1人、そして郁美を含めて7人がいた。
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