序章

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夜よりも暗い 言うなれば闇だ ここがどこかもわからない ただひたすら歩くだけ 俺はどうして生きている 死んだはずじゃ… 死ぬ…? ピキッ…!! 「う゛あ゛あ゛っ…」 頭がいたい 「―――…マダ…ヨ…」 何か聞こえる 「―――マダダメヨ…。」 「お前は誰だ!!」 まるで頭のなかから聞こえているかのように 鮮明に聞こえる 「マダオモイダシテハダメ……」 「何をだ!!俺は誰なんだ!!教えてくれ!!頼む!!!」 「――…マダダメヨ…イキテ…。」 プツッ…
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