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「魔術の世界…?」
聞きなれない言葉に困惑する
「ええ。あのビルのなかにはあなたの他に五人の罪人がいます。みなそれぞれに属性の魔術を司っています。音、光、色、風、そして空間。」
何をいっているのかわからない
「そのなかにあなたが入り合計六人です。」
「属性…?俺は何をすればいい」
「フフフ…驚かないんですね」
何をいっているかはわからない
しかし、この場にいるだけで不思議なのだからいちいちこの男の言うことに驚いていたらキリがない
そういうものだと無理矢理納得する
今は進むしかないんだから
「簡単なことです。あなたはその他五人の罪人に勝てばいい。」
「勝つ?」
「そう。その五人もある目的を持ってあなたをコロシにかかるでしょう。あなたの属性は何でしょうか。」
「…コロシ」
「魔術…試してみましょうか」
そう言うと俺から距離をとった
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