第一話

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「郁奈はさ、どうしたら俺を好きになってくれんの?」 ・・・ねぇ、これってシリアスに答えるべき? 俺、笑いたくて仕方ないんだ だって後ろで俺の同室者であるあっきーが友の頭の後ろで蝶々を友の頭に乗せてんだもん 実は言うと友は蝶々恐怖症なんだ 小さい頃に虫かごに沢山30匹くらいつかまえた蝶々を覗こうと顔を虫かごに近づけて虫かごを開けたら蝶々が一気に友の顔を襲いかかってきたんだってww まさに自業自得ww てか蝶々が怖いとかwww 俺は耐えきれず吹き出した 「なっ!! ちゃんとまじめに聞けよな!!」 「いやっww ちげぇっ・・・頭!!ww」 「は?頭?・・・」 そう言って友は頭をゆっくり触る 「・・・・ギャアァァァァ!!!!」 バタンッ 友は蝶々を見た瞬間凄い声で叫んでそして凄い勢いで倒れた 俺とあっきーは二人で腹を抱えて爆笑しながら友をつっついた ただの屍のようだww 「あっきー最高すぐるwww」 「だろ!夏休み中ずっとこうやって友をいじめてんの(笑)」 「何故友は学習しないww」 「だよな(笑) 友は馬鹿すぎる」 こいつが俺の同室者の篠原朱姫弥(ささはらあきや)ニックネームはあっきー 少し明るめの金髪に透き通った鼻、切れ長だけど大きな目the美形てきなね あっきーは綺麗系だな。うん。 そしてあっきーからも告られてた俺は平凡顔でございますwwサーセン 「美形になりたいわww」 俺がそう言うとあっきーはポカーンとした顔で俺を見つめた そして倒れていた友もむくっと起き上がって俺を見つめてきた え?何みんな、どうしちゃったの?ww プチ恐怖だわww ・
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