第二話

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「郁奈斗・・・顔・・」 は?俺の顔がなにか? さっくんの言葉に俺は頭にクエッションマークを浮かべた ・・・もしやちびたんに抱きついた時の顔がキモかった系!? んー・・難しいものだ 美形と言われたりキモかったり・・・ 俺は顔をにやけ顔から無表情にする 「ギャーアァァ!!!」 「郁奈斗様の無表情とても素敵ですぅー// 微笑みもいいけど無表情も中々・・//」 え?俺、微笑んだっけ? にやけた事ならあるけど・・・ 俺が訳分からないって顔してるとちびたんが舌打ちした 「・・・ッチ・・」 ねぇ、泣いていい? 俺がこれ言った所で何も面白くないけどさ 本当なんなんだよ! ちびたんに抱きついて叫ばれたり無表情にしたら叫ばれたりちびたんに舌打ちされたり・・・みんな説明不足なんだよ!! 「・・・ったく、お前は無自覚すぎるんだよ 少しは自分の容姿を自覚しろ」 そう言って微笑みながら頭をポンっと叩くちびたん きゅん ・・・かっこいいじゃねぇかあぁぁぁ!!! 何か最近俺、よくきゅんきゅんするww 「うへっww」 「・・・だからその顔が駄目なんだよ お前は普通ににやけてるんだろうけど他から見たらめっちゃ微笑んでみえんの!!」 「・・・なるほど」 そうなのか・・・ 俺はちびたんに抱きついたまま頭を縦にふる 「・・・俺の表情はややこしいのかぁ」 つまり、ちびたんが言いたい事はにやけてるか微笑んでるかどちらかにしぼれと・・・ よし、頑張ってどちらかに絞るか!! 「・・・てか、お前 俺より身長少し高いからってバカにすんな」 ちびたんに不機嫌そうに言われて俺は何のことか考える ・・・いっぱいありすぎてどれの事か分かんないww 取りあえず食堂で抱きついたまま普通にしている可笑しな風景の俺はちびたんを見る するとちびたんが自然と俺に上目を使っていた あぁ、ちびたんはこれが気にいらなかった訳ねww 可愛いなぁ、ちびたんはww ・
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