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あれから数分が経ちやっと自分の部屋に戻れた俺はまず同室の奴に見つからないように部屋の中に入った
何故かって?
それは告られたうちの一人が俺の同室の奴だからだ
俺は荷物をそこら辺に置くとベットに寝そべった
「死ぬー」
俺が一人呟くと同時に勢いよくドアが開いた
「まだ死ぬな!!
郁奈!!!」
俺は変なのが来たとこっそりため息をついた
「死なないよ
てか、どこからわいて出た?」
「いや、食堂でご飯食べてたら郁奈の死ぬって声が聞こえたから・・・」
うん。正直に言おう
「お前、何者?」
だってさ、食堂からここだと距離凄いあるんだぞ?
それなのに一秒もしないでここからこれた事と俺が小さい声で呟いたのに食堂まで聞こえた事
凄い特技だと思わない?
流石、小説
俺もいつかあいつみたいな技使ってみたいよ
「ちゃんと人間だよ」
そう言って微笑むこいつは他の奴が見たら可愛いんだろうけど俺には可愛くは映らない
何故なら、ノンケだからだ
あ、紹介すんの遅れたな
この茶色の髪に前髪を紫色のまりもみたいなゴムで結んで元気いっぱいの可愛い系のこいつは一ノ瀬友(いちのせゆう)
可愛い系って言っても嵐の相○くんみたいな感じの可愛い系だが
もち、親衛隊持ちだ
そして俺に夏休み前に愛の告白をしてきた奴
ま、ふってやったがなww
「・・・郁奈、お前俺の事嫌い?」
「うん」
ざまぁww
うん。嘘は良くない嘘はwww
「即答かよ・・・」
友はそう言うと頬を膨らませて拗ねた
ねぇ、誰か違う奴がこれをするとぶりっこだってひくんだけどこいつがしたら自然に見えるのは何故?こいつが美形だからですか?ねぇ、誰かおしえて
「・・・郁奈、聞いても良い?」
「駄目」
「なっ!」
俺、性格悪いなww
でも、すげー楽しくて仕方ないんだけどどうしたらいい?ww
「もう良い!
勝手に聞いくから!!」
じゃあ聞くなよと心の中で一人で爆笑してると友が急に真剣な顔をした
シリアスモードですね。分かりますwww
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