~主人公はトラブルメーカーじゃないと務まらない~

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どうも燕苅です。さっきからずっと泉沢さんに引きずられてパトロール?してます。てか、ケツ痛い 翼「あのー、泉沢さん?」 椿「椿でいいわ。なんや?」 翼「あのーケツ痛いからはなしてくれませんか?」 椿「逃げへんな?」 翼「は、はい」 これは、逃げるのは無理か。 椿「間が気になったけどまぁいいわ」 翼「あははっ」 そしてはなしてもらって立つと、みごとにズボンが破れていた。 翼「oh・・・」 椿「あ、ごめんごめん。気にするな誰も興味ないから。」 ズボン破られてこの扱い・・・ 柊「燕苅さん、ノドが渇きましたわジュース買ってきて頂戴。」 ムッ、ここで引き下がっては、中学校時代みたいに主人公から仏のパシリに成り下がってしまう 翼「なんで俺がアンタに?俺はアンタのパシリか?」 柊「あら、そうではなかったの?」 ダメだ俺の負けだ。と渋々ジュースを買いに行く。 翼「はい、どうぞ」 柊「役に立つ奴隷ですわね。」 俺のランクがだんだん下がっていく・・・ てか、この人こんなキャラだったのか? そんなことを考えながら前を気にせず歩いていると、 ドンっ!! っと誰かにぶつかってしまった。 翼「すっスミマセン!」 と、すかさず謝ると。 「オイ、テメェ前みてなかったろ?ちょっと顔かせや。」 と、5人の不良に連れていかれた。 なんでそうなるのぉー!?と思いながら助けてくれという目で見ると2人とも、俺に気づかずに歩いていった。影が薄いことを呪うわ そう思っていると人目につかない裏路地へ、連れていかれました。 終わったな。と思いながら目を強く閉じた。 .
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