~主人公はトラブルメーカーじゃないと務まらない~

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固く目を閉じていると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。 椿「ちょっとまったそいつは、返してもらうでー」 翼「椿さん!?」 「姉ちゃん、返せと言われて返すバカは、いないぜ?」 そう不良の1人が言うと 椿「はぁ、ガーディアンや。そいつを離しぃ」 椿さんがそう言うと不良がざわめき出す。 「オイ、お前ら慌てるなこいつらは2人だ。日頃から鬱陶しいガーディアンに仕返しするチャンスだぞ」 その言葉で不良が活気づいた 椿「仕方ないなぁ、'テレポート'」 すると椿さんが消えて一瞬で俺の前まできて 俺を掴んでいた不良を蹴り飛ばした。 そして俺の手を掴んでまた一瞬で柊のもとまで戻った。 柊「これだから、足手まといは嫌いですわ。」 椿「全くや」 翼「すんません。」 ホントもう肩身が狭いです。 「怯むな!やっちまえ!!」 リーダー的存在のやつのかけ声と共に不良が一斉に襲いかかってきた。 柊「全く汚らわしいですわね、魔法もろくに使えないくせに。脇役は、引っ込みなさい!!」 今のスゲー心にグサッときたよ、これ絶対俺のことだろ!? 柊「'グラビド'」 柊がそう唱えると次の瞬間 不良が全員地面(コンクリ)にめり込んだ。てかグロすぎる 奴らは、鼻血で血まみれになって気絶していた。 .
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