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~翼が前に不良に連れていかれた、裏路地~
そして、そこをパトロールしている渉。
※渉目線です。
渉「はぁ~、めんどくさいな~ ん?」
コツコツ
誰かいる?
「待っていたぜ。ガーディアンさん。お、渉君じゃないか。ゆ・う・と・う・せ・いの。ハハハハ」
このムカつく言い回しは・・・
渉「お、お前は・・・・どうしてこんな場所にいるんだ。」
忘れられるハズがない。コイツは、無界 奏太(ムカイ カナタ)'もと'生徒会メンバーだった。
無「そんな怖い顔すんなよ。どうしてここにいるかだっけ?そんなの決まってるだろ?'復讐'だよ。」
その言葉と同時にヤツは、こちらに向かって駆け出してきた。
渉「クッ!正当防衛だ攻撃させてもらう、
'マッド アロー'!」
地面のコンクリートに手を振れ柔らかくし、そこからコンクリートの矢を放つ。
たがそれは無界の目の前で消え去った
渉「魔法がかき消された!?」
無「俺の魔法を忘れていたのか?まぁ、どっちにしろお前じゃ俺を倒せないがな。じゃあな」
腹に拳がもろにヒットして
渉「グッ!・・・ハ・・・!」
バタッ
そこで俺の意識は、途絶えた。
無「ずいぶん生温くなったもんだなぁ、ガーディアン。さぁ、時は満ちたヤツらを'潰す'ぞ」
コツコツ
ゾロゾロ
無界が歩き出すと共に路地のあちこちから人影が現れ無界の後ろについて歩いていった。
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