~生徒会には、裏があると思った方がいい~

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廊下をしばらく歩いて生徒会室と書かれた部屋の前までやってくると生徒会長さんが立ち止まった。 雷「実は、今生徒会メンバーが少なくて、人手不足なんだ。だから君には、生徒会に入ってほしいんだ」 翼「自分なんかが生徒会に入っていいんですか?」 一応下出にまわって言ってみる。 雷「大丈夫だよ。そんな危険じゃない'かも'だから・・・」 'かも'が少し気になったが気にしない 翼「分かりました、助けていただいたし、いいでしょう。生徒会に入りましょう」 雷「ホントかい?ありがとう。じゃあ開けるよ」 この時の発言でものすごく後悔するとは、知るよしもなかった 扉を開けると三人の女の人と野RO・・・ではなく男が1人いた。 「お、メンバー連れてきたか」 と男の人が言った 雷「あぁ。そっちも1人連れてきたみたいだな」 生徒会長がそう言うと1人の小柄な女の人と目が合った。なんか見覚えがあるような・・・ そう思っていると 「あなた、クラスメートの燕苅さん?」 そう小柄の女の人に言われてハッと思い出した 翼「柊(ヒイラギ)さん?」 と、言うと生徒会長さんが 雷「まぁまぁ、2人だけで盛り上がってないでメンバーも揃ったし自己紹介しようか。みんな学年、名前、そして魔法属性を言っていこうか」 えっなんで魔法属性?と思ったが言ったら負けな気がしたのでスルー。そして自己紹介がはじまった 「ウチは、二年の泉沢 椿(イズミサワ ツバキ)や。属性は転移、よろしく」 と、少しボーイッシュで美しい人が言った。メモメモっと 「私は3年の神崎 麗羅(カンザキ レイラ)属性は、闇。これからよろしく頼む」 美人だ、、、と浮かれていると 雷「ちなみに彼女は、副会長だよ」 生徒会長が説明を補足した。 「同じく3年の最上 渉(モガミ ワタル)。属性は土だ。よろしくな」 柊「私、1年の柊 美琴(ヒイラギ ミコト)です。属性は重力。よろしくお願いしますの」 そして全員の視線が俺に向けられたので自己紹介する。 翼「同じく1年の燕苅 翼です。属性は・・・全部まんべんなく使えるんですが、強いて言うなら火ですかね。これからよろしくお願いします。」 そう言うと全員固まった。 .
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