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「大丈夫だ。この学園は兼部が可だからな。他の部に入ってもいいぞ」
美冬と直樹は一度見合わせてから美冬が口を開いた。
「この部活って基本的に何をするんですか」
「おお!!まだ話して居なかったな。名前の通り宅配をするんだ。喜びと楽しみをね」
「喜びと楽しみ?」
「そうだ。まぁ簡単に言えば学校行事を率先して盛り上げたりとな。とりあえず楽しい学校生活をより楽しくする部活だ」
「へー」
「他にも活動はちまちま?ちょこちょこ?あるけどな」
美冬は小さく溜め息を吐いてから、直樹にどうするか聞いた。
「僕も入るよ。楽しそうだし。学校行事って好きなんだ」
「なら私も入るわ」
秋風は2人のそんな様子を見てから、しほりにドヤ顔を向けた。
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