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3人の入部が決まり、しほりに具体的なイベントの話を聞いている所で他の部員が帰って来た。
「ただいまー」
「たっだいまっ」
1人は身長が140センチくらいしかない、かなり小柄の女子高生。
もう1人は身長が180センチはあるだろう。大きな男子学生で、目つきがすこぶる悪い。
「お前たち遅いぞ!!」
「仕方ねぇべ。宇治抹茶味のポテチなんて都市伝説並みの注文しやがって」
「でもあったよー」
「ところで……」
2は袋に入ったお菓子と飲み物を折りたたみ式の長テーブルに置き、3人を見た。
「もちろん新入部員だ」
しほりは親指を立てて、男子学生に押し付ける。
「だぁぁぁあああ!!
負けたぁぁああ!!」
「ウチの勝ちー!しかも3人?」
「そうだ!!」
「っしゃぁああ!!明日から3日間学食奢ってね」
男子学生は頭を抱え、無駄に叫んでいた。
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