第二話

4/8
前へ
/73ページ
次へ
「未来くーん♪いるぅ?」 と言いながら剛は 未来のもとへ近づいてきた すると違和感に気づいたらしく、 剛はその場に止まって 「君…誰 …?それにしても可愛いね え」 「……………」 「名前なんていうのぉー、教えてぇ」 どうやら剛は未来とは気付いてないらしい… それに感づいた前の席の男子は笑いながら、 「おいっ剛、お前なんで未来の事 口説こうとしてんの(笑)」 「えっっ!? 」 「お前未来なの!?」 「………うん」 「なんでお前女装なんかしてんの?」 「知らないよ、僕の勝手でしょ…」 「それにしてもお前可愛いな」 「からかわないでよ…」 「あーごめんごめん、 ついでに今までいじめてたことも悪かったな」 剛がこんなに真剣に謝ってるとこなんて見たことない未来は、 「そんなに気にしてないよ、仲良くやってこ?」 剛は顔をあげ、笑顔で 「サンキューな、未来。 これから仲良くやってこーぜ」 「うん♪」 未来は女装したことによって いじめは無くなり、 友達ができ、影が薄くなることはなくなったのだった… この先未来は剛に好かれることになるのだった もしかしたら剛はあっちなのかもしれない(笑)
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加