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「未来くーん♪いるぅ?」
と言いながら剛は
未来のもとへ近づいてきた
すると違和感に気づいたらしく、
剛はその場に止まって
「君…誰 …?それにしても可愛いね
え」
「……………」
「名前なんていうのぉー、教えてぇ」
どうやら剛は未来とは気付いてないらしい…
それに感づいた前の席の男子は笑いながら、
「おいっ剛、お前なんで未来の事
口説こうとしてんの(笑)」
「えっっ!? 」
「お前未来なの!?」
「………うん」
「なんでお前女装なんかしてんの?」
「知らないよ、僕の勝手でしょ…」
「それにしてもお前可愛いな」
「からかわないでよ…」
「あーごめんごめん、
ついでに今までいじめてたことも悪かったな」
剛がこんなに真剣に謝ってるとこなんて見たことない未来は、
「そんなに気にしてないよ、仲良くやってこ?」
剛は顔をあげ、笑顔で
「サンキューな、未来。
これから仲良くやってこーぜ」
「うん♪」
未来は女装したことによって
いじめは無くなり、
友達ができ、影が薄くなることはなくなったのだった…
この先未来は剛に好かれることになるのだった
もしかしたら剛はあっちなのかもしれない(笑)
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