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クラスの女子達も集まって
未来の事でくっちゃべっていた
「なんであいつ女子の格好してんの」
「でも可愛くなぁい!?(笑)」
「可愛いちゃ可愛いけど、
なんであいつ女子の制服持ってんの?」
「たしかにぃ、もしかして盗んだんじゃないの!?」
「それはキモいでしょー(笑)」
女子の評判は良くもなく悪くもなかった
チャイムが鳴り、
先生が教室に入ってきて未来の女装に気付かず、授業が始まった
授業中、みんななんで気付かないのかコソコソと喋っていた
実は先生は気付いてないのではなく
知っていてあえて何も言わないのだ
朝の職員会議で華の四天王から
「1年の天神未来は今日から女装で学校を過ごすため、そのことを承知で授業を行ってください」
華の四天王に縦をつく先生はいないのだ
どんだけ華の四天王は偉いのか
筆者の僕でさえわからない…笑
チャイムがなり、未来は寝ようと
したとき廊下から
「みーらーいくーん♪」と
聞き覚えのある声のしたほうに
目をやるとそこには、
綺星ちゃんと目つきがあまりよくない女の子が立っていた
未来は綺星のほうに足を運ぶと、
いきなり綺星が全速力で未来の
胸に飛び込んできた
「みらいねぇちゃん可愛いー
きらら離さないもーん」
キラキラした瞳で未来を見ながら抱きついてきた
一応これでも綺星は二年生なのだ…
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