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授業が終わり、先生の長いHRも終わり、未来は綺星と一緒に帰ろうとしていた
「僕、自転車なんですが綺星はどうします?」
「後ろに乗るー」
「分かりました、家どの辺ですか?」
「きらら、みらいねぇちゃんの家にいきたぁいー」
「…っえ!?」
「今日ずっと一緒にいるって言ったぢゃーん」
また綺星は泣きそうな顔になる
未来はすぐに、
「はい、分かりました。
でわ今からいきますね」
「やったーみらいねぇちゃんの家に行けるー」
自転車をこぎ始めると
綺星は未来の腰まわりに手をまわし抱きついた
「自転車はやーい♪」
「そーですね、危ないから
ちゃんと掴まっててくださいね」
「はーい♪」
話をしているうちに家に到着してしまった
家に入ると、いつもは「おかえりー」と聞こえるのだが、
今日はそれがなかった
どうやら買い物に行ってるらしい
父さんはまだ仕事のため、
家には僕と綺星だけである
「はやく、みらいねぇちゃんの部屋に行こうよー」
「はいはい、そんな慌てない」
階段を上がり、ドアを開ける
綺星はすぐに部屋に入り、
走り回ってる
「みらいねぇちゃんの部屋、
綺麗だねー、きらら気にいっちゃったよ♪」
「ありがとうございます、
ちょっと着替えてくるんで待っててください」
「はーい♪」
未来はリビングに行き、
制服を脱ぎ私服を来て
自分の部屋に戻った
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