第三話

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授業が終わり、先生の長いHRも終わり、未来は綺星と一緒に帰ろうとしていた 「僕、自転車なんですが綺星はどうします?」 「後ろに乗るー」 「分かりました、家どの辺ですか?」 「きらら、みらいねぇちゃんの家にいきたぁいー」 「…っえ!?」 「今日ずっと一緒にいるって言ったぢゃーん」 また綺星は泣きそうな顔になる 未来はすぐに、 「はい、分かりました。 でわ今からいきますね」 「やったーみらいねぇちゃんの家に行けるー」 自転車をこぎ始めると 綺星は未来の腰まわりに手をまわし抱きついた 「自転車はやーい♪」 「そーですね、危ないから ちゃんと掴まっててくださいね」 「はーい♪」 話をしているうちに家に到着してしまった 家に入ると、いつもは「おかえりー」と聞こえるのだが、 今日はそれがなかった どうやら買い物に行ってるらしい 父さんはまだ仕事のため、 家には僕と綺星だけである 「はやく、みらいねぇちゃんの部屋に行こうよー」 「はいはい、そんな慌てない」 階段を上がり、ドアを開ける 綺星はすぐに部屋に入り、 走り回ってる 「みらいねぇちゃんの部屋、 綺麗だねー、きらら気にいっちゃったよ♪」 「ありがとうございます、 ちょっと着替えてくるんで待っててください」 「はーい♪」 未来はリビングに行き、 制服を脱ぎ私服を来て 自分の部屋に戻った
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