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未来は少し思い出すのに
時間はかかったが思い出す事ができた
「僕になんか用ですか?」
「れいちゃんに呼ばれたんでしょ、
だからきららが連れていってあげてるの♪」
「あっありがとうごさいます、
でもなんで僕の顔分かったんですか?」
「だってみらい君ぐらいしか影薄いのいないもん」
心にグサッと何がささった…
それを顔には出さず笑顔で、
「そうですか、でも一人で行けるので大丈夫ですよ」
「きららが連れていくの、つれていくんだもん…」
少し涙を流しながら言ってるのを
未来は見てすぐに、
「すいません、でわ連れてってください」
とはいったものの、
未来が綺星の手をつないで
連れていかれてるのではなく
正確には未来が連れてってると言ったほうが正しいですね
そんな光景を見ている生徒達は
目を丸くしてこちらを見ている
今は影が薄いのではなく、
逆に目立っている
そこらへんにいる女子達が
コソコソと話している
「あの男の子可愛くない!?」
それもそーだ、
未来は普段影が薄く誰にも気付かれないのだから
そんなことを気にせず綺星と
屋上へと向かった…
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