数奇な鰹

9/35
前へ
/70ページ
次へ
「悪いねぇ。 利もあたしも飲んじゃって動けんのよ。」 「大丈夫大丈夫♪ 私が行くから!! 2人でのんびり飲んでなさいな。」 などと話し、電話を切った。 車に乗り込みエンジンスタート。 秋、深まる10月中旬。 19時過ぎ。 街路灯が静かに街を照らしていた。
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加