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「それもそうだな、お前の顔はいつも顔面土砂崩れだ」
「ちょっ、それは流石にひでぇww」
只今、その親友に貶されましたぁー
てか、事実でもそれは酷い
確実に心を抉られたぜ、全く
まぁ、別に構わんがな!
それよりも
「お腹空いたよ、すすむー」
「すすむーじゃねぇよ、語尾を伸ばすな気持ち悪い」
「ひどっ!!親友だよね?俺ら友達だよね!?」
「もうこのフレンチトーストこがしちまうか」
「はい、黙ります。料理に専念してください!」
こがしちまうかなんて、酷いこと言わないでよぉー
俺の朝御飯がなくなっちゃうじゃんかー
しかも、目が笑ってなかった
絶対あそこで謝らなかったら本気でこがしてた
はい、ここは学校の寮の俺の自室
朝御飯はいつも丞が作ってくれるんだぁ
というか、起こしに来てくれるww
わざわざ俺の部屋まで来てくれる
マジ、俺のお母さんよりお母さんだよ君は
てか、君はもっと同室の子と仲良くしなさいよ!
俺は知ってるんだぞ?
同室の子がむっちゃ可愛いのを!!
あ、もしかして実は
夜になったら俺に嫉妬した同室の子がヤンデレチックに
言い寄ってきて、丞が
『そんなことねぇよ、お前の所が一番落ち着く』
なんていっちゃってぇww
オカン×ヤンデレ
なかなかイケるな
「今、俺で妄想したろ」
「何故に分かった!?」
「悪寒が走った、俺で妄想すんのは止めろって言ってるだろ」
「えー…」
「ふーん、飯要らないんだな?」
「すんませんしたぁー!!」
うん、丞には一生勝てない気がするお
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