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「じゃ、
パパママ…、いってくるね!」
舞は、本土へ向かう船に、以前より大きなキャリーバックを引いて乗り込む。
あれから、舞は、柏木の助けもあって、やっとの思いで両親を説得し、東京への切符を手にしたのだ。
「舞、気をつけて行くのよ。来週には、パパとママも事務所のほうに挨拶に伺うからね!」
「うん。先に行って待ってるね!
パパとママこそ、気をつけて来てね。」
船着き場には、沢山の人が舞を見送りにきていた。
「舞ちゃん、わしらは、舞ちゃんの一番のフアンじゃからな。テレビで、舞ちゃんを拝めるのを楽しみにしとるぞ。」
「皆さん、ありがとうございます。私、頑張ってきます!
それじゃ、行ってきまーす!」
「ちょっと、待ったぁぁーー!!」
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