メデューサ

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もの凄い音とともに 意識が途絶えた。 *** 誰もいない山の中、 女は足元を見つめていた。 足元にある亡骸を。 ―バカな女。 何を浮かれていたのか知らないけど、こんな山奥に来ているのに気付かないとは……。 そう思っているのに何故か、気分が良くない。 スッキリしない。 しばらく考えて気付いた。 自分は同情しているんだ。 自分と重ねているんだ……過去の自分に。 そのみんなと違う姿で気味悪がられ、 友達などいなかった。 よく親に泣きついた。 けれど、励ましてくれていた親が、私を置いてあの世へいってしまった。 村の人達は、ここぞとばかり私をを村から追い出そうとした。 憎い憎い 人間など消えればいい。 「……痛っ」 目にゴミが入った痛みで我にかえった。 「……バカバカしい…何をくだらない事を…」 ハァ…とため息をつき、つぶやくと 自分が殺めた彼女のそばに、カードを置いて去った。 「…残り…9人…あぁ、あの首飾りはどこに……」 まるでこの世をさ迷う亡霊のように……

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