暗イ空白

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いつか、また必ず来ます。 何年先になるか分からないけど 必ず来ます。 女将は頷きながら微笑み いってらっしゃい、と言った。 その言葉に何も言わず 頭を下げ、振り返らず 京へと向かった。 いつか、必ず... そう呟いて。
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