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シュノー「へーそーですか。
で 用件を言ってもいいですか?」
フェリシア『姉さん。
もう少し聞き方が‥‥』
はぁ。
あのねぇフェリシア‥‥
あちらのファミリーの名前を聞きに来た訳じゃないんだから。
それにさっさとこんな所から帰りたいでしょ?
フェリシア『そ そうだね‥‥』
それでよろしい。
ラウファリカ「余裕がないのだな。
で 用件とは?」
シュノー「あー。うん。
用件は2つ」
えーと‥‥。
シュノー「雇い主から。
『町や村の連中にちょっかい出すのを止めるようにあんたの配下に伝えて欲しい。変化がないようであれば抗戦の意志がある』だってさ」
ラウファリカ「ほぉ‥‥」
ラウファリカは顎に指をあて
目を細めた。
ラウファリカ「おお 怖い怖い」
‥‥思ってもないくせに。
面白いって聞こえるし。
こちらの警告を飄々と受け流しやがった 吸血鬼ことラウファリカは私に質問をしてきた。
ラウファリカ「で もう1つは何かな」
うん。実はこれが本命なんだよねー。
この為にわざわざこんな危険な場所に来た。
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