1人が本棚に入れています
本棚に追加
紅い月が輝く夜。
ある辺境の街の 一軒の屋敷が炎に包まれていた。
その屋敷の二階で二人の少女が廊下を走っていた。
?「くそっ。
表側の玄関は駄目だ!
裏口から‥‥」
?「シュノー!」
シュノー「っ!」
曲がり角の奥から走ってくる音が聞こえてきた。
シュノー「裏口もか!」
シュノーは辺りを見回して見つけた部屋を見つけた。
シュノー「フェリシア!こっち!」
フェリシア「きゃっ」
仕方ないといった様子でフェリシアの手を引っ張り部屋に入った。
フェリシアを部屋に引っ張り込み 入ってすぐさまドアの鍵をかけ シュノーは深く溜め息をついた。
シュノー「くそ‥‥。
裏口も表も駄目かよ‥‥」
フェリシア「お姉ちゃん‥‥」
シュノー「バリケードを‥‥っ!」
「いたか!?」
「いなかったぞ!」
「部屋をしらみつぶしに探せ!」
それを聞いたフェリシアがカタカタと震え出した。
フェリシア「ぁ お お姉ちゃん‥‥。
見つかっちゃう‥‥」
最初のコメントを投稿しよう!