原因

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    紅い月が輝く夜。 ある辺境の街の 一軒の屋敷が炎に包まれていた。 その屋敷の二階で二人の少女が廊下を走っていた。 ?「くそっ。 表側の玄関は駄目だ! 裏口から‥‥」 ?「シュノー!」 シュノー「っ!」 曲がり角の奥から走ってくる音が聞こえてきた。 シュノー「裏口もか!」 シュノーは辺りを見回して見つけた部屋を見つけた。 シュノー「フェリシア!こっち!」 フェリシア「きゃっ」 仕方ないといった様子でフェリシアの手を引っ張り部屋に入った。 フェリシアを部屋に引っ張り込み 入ってすぐさまドアの鍵をかけ シュノーは深く溜め息をついた。 シュノー「くそ‥‥。 裏口も表も駄目かよ‥‥」 フェリシア「お姉ちゃん‥‥」 シュノー「バリケードを‥‥っ!」 「いたか!?」 「いなかったぞ!」 「部屋をしらみつぶしに探せ!」 それを聞いたフェリシアがカタカタと震え出した。 フェリシア「ぁ お お姉ちゃん‥‥。 見つかっちゃう‥‥」
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