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渾身の膝蹴りを股座に一番手前にいた男に喰らわせた。
「あガっ‥‥‥‥!?」
シュノー(まず一人‥‥!)
シュノーの不意打ちに対応できなかった一番前の男が一撃を股にもらって そのまま泡を吹いて白目を向いた。
男が昏倒するのを見届けず
シュノーは倒れた男の横にいた別の男の足の指を思いっきり踏んで その勢いのまま男の鳩尾に向かって拳を叩き込んだ。
シュノー「っ‥‥‥‥く!」
「ごっ‥‥‥‥んのガキ!」
だが 男はそれだけでは倒れず
シュノーの服の胸倉をがっしりと掴んだ。
少年「んのぉっ!」
「はごっ!?」
少年は咄嗟に己の顔のすぐ上にあった男の顎に頭突きをかました。
男は今度こそ気絶して背中から倒れていった。
シュノー(次‥‥次は‥‥っ!?しまっ)
「このクソガキッ!!」
シュノー「がっ!」
しかし そこまで。
不意打ちから気を取り戻した他の男が松明を思いきり シュノーの頭に振り落としたのだ。
シュノーは成す術もなく床に叩きつけられた。
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