第3章 妄想世界(メルヘン・ワールド)

6/19
前へ
/33ページ
次へ
~会場にて~ 「はい、続きまして林原博士による臓器移植に関する細胞分裂の臓器生成のレポートの発表です!」 「ねぇ、初春。今、司会者の人何語で喋ったの?」 「私達では全く理解出来ない内容ですね、一応日本語みたいですけど。」 「今日はお集まり頂きまして誠にありがとうございます、本日は私が考案しました臓器生成についてです。」 「どうしよう、全然ついていけない・・・。」 「も、もう出ますか。外で講義が終わるのを待っていれば良いわけですし。」 「うん、そうしようか。」 「出口は・・・向こうですね。」 「うん。」 「ですからして、この技術を持ってすれば、体のどのパーツでも造ることが可能なのです!」 「へぇ、凄いんだなぁ。」 「あぁ、佐天さん。行きますよ。」 「え?あぁ、うん。」
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加