35人が本棚に入れています
本棚に追加
「では、佐天涙子が送る学園都市伝説。」
「久々ね。」
「ええ、楽しみですわ。」
「二人共静かに!」
「この学園都市では、能力者を開発しているのは言うまでもありませんよね。」
「ええ、そうね。」
「実は、この学園都市には禁断の実験をしているらしいんです。」
「禁断の実験?」
「はい、それはあるレベル5を更なる高み、レベル6へと向上させる実験。」
「ほう。」
「それは能力者どうしを戦わさせて、能力を向上させるというものなんです!」
「・・・え?」
「それって普通じゃない?」
「ええ、能力者を戦わさせて成長させるというのは良くある事ですわ。」
「それが、ここからが禁断なんです。」
「勿体ぶらないで教えて下さい。」
「ただ、戦わさせていたらきりがないし、効率良く無いわけ。」
「そうね。」
「そこで、同じレベル5の能力者を何度も戦わさせるという。」
「そんなにいっぱいいたら、この学園都市は大変なことになりますわ。」
「ですから、ある科学者が作ってしまったんです。」
「作る?」
(ま、まさか・・・。)
最初のコメントを投稿しよう!