第2章 都市伝説

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「・・・え?」 「私の話を聞いていますか?とミサカは疑問と不満を抱きます。」 「あぁ、ごめんなさい。」 (あれって御坂さん?でもさっき別れたし、姉妹なのかな。) 「えっと、猫だよね。」 「はい。とミサカは頷きます。」 「あれかぁ。」 目の前には大きな木、その上には猫が一匹。 「結構高いね。」 「私一人では届きません。と落ち込みます。」 「うーん、誰かが台になるしか。」 「じー。と期待の視線を送ります。」 「・・・えっと。」 「は、は~や~く~。」 「もう少しの辛抱です。と励まします。」 「も、もうげんか・・い。」 ニャー。 「取れました。とミサカは称賛を送ります。」 「わ、わかったから早く退いてくれないかな。」 「はい。とミサカは降ります。」 「痛てて、もうあんまり高いところに行っちゃ駄目だよ。」 「ほんと、お疲れさまです。とミサカは。」 「あぁ、そうだ。ずっと気になってたんだけど。」 「はい?」 「あのー、ミサカさんでいいんですかね。」 「はい。」 「えっと御坂さんとは何かご関係が?」 「はい、御坂美琴は私の御姉様です。とお答えします。」
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