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(や、やぁ。この小説を読んでる皆さん、佐天涙子です。今私は訳の分からない窮地に立っています・・・。)
「・・・どうしよう。」
(今、目の前に見た目は馬、そして背中には羽という、とても分かりやすい生き物が・・・。)
「とりあえず逃げっ。」
ヒヒーン!!!
「のわ!!」
(びっくりした!)
「ていうか、逃げきれるのかなぁ。」
「しかし・・・。」
(なんだろう、なんか違和感がある。)
「とりあえず逃げよう・・・迷わず、ダッシュ!!」
(ぬおおおお。)
ちらっ。
ヒヒーン!!!
パカッパカッパカッ。
「!!」
(は、早い!!ていうか。)
バサバサ。
「飛ぶのは反則~!!」
(駄目だ、ひづめが。)
「しゃがんで!!」
「へ?」
どおおぉぉぉん!!
目の前を青白い閃光が通る。
ひっ、ヒヒーン!
「あ、びっくりして気絶してる。」
「危なかったわね。」
「み、御坂さん!!」
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