闇に潜む負の…

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闇に潜む負の…

午前2時 都内某所 1組のカップルが飲んだ帰りなのか、おぼつかない足取りで家路に向かっている。 「ねぇねぇ、まぁ~くん」 「ん?」 「ねぇ!知ってる?そこの公園でさぁ」 「あぁ、おっさんがトイレで首吊って死んでたって話だろ?」 「そう!それぇ。しかも、このくらいの時間になるとトイレから変な音がするんだって!」 「お前やめろって!俺は怖い話嫌いなんだよ」 「大丈夫だって♪ちょっと覗いてみない?」 「勘弁してくれよー。それより早く帰って楽しい事しようぜ。」 「まぁ君のスケベ!でも好きー♪」 「俺もだよカオリ♪早く帰ろう」 …そう言い公園を後にする二人。 その背後から視線を向けるモノがいるとは知らずに。
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