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…次の日。
俺が電話で無理させたせいか風の噂で亀梨が風邪をひいて休んだ事を知った。
「マジかよ。」
事実を知れば罪悪感からか携帯握り締めうなだれる俺。
「♪~」
鳴り出す携帯。
「ピッ。Hellow?」
「Hi…Jin。My name is…Kame。」
電話越しに伝わって来る拙い英語よりも気にかかる苦しそうな息使い。
「おま、風邪ひいてんだろ!?さっさと寝ろよ。」
純粋に心配してやったのに亀梨ときたら…
「仁の声聞きたいから…」
一度言い出したら意外に頑固な亀梨。俺は観念して電話に付き合ってやることにした。
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