A PAGE..

ONE PAGE..

｢散らかってるケドどうぞ？｣

楽屋を後にした俺は上田に誘われ最近越したばかりだというマンションに招待された。

｢気にしねーから。｣

笑いながら答えれば尻のポケットで震える携帯。ディスプレイを見れば

｢…亀梨。｣

ため息をつく俺。そんな俺に出ろと促す上田。何かを企んでいる様な面持ちだ。

Pi。
｢あー…もし？｣

｢仁！今何処！？｣

電話に出ればいきなり大声を上げる亀梨。うるせー…