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運ばれて来たのは蟹とトマトを惜し気もなくふんだんに盛ったピザ。
この店の人気Ｎｏ．１らしい。
｢｢いただきまーす。｣｣
腹が減っていたため美味そうなピザにがっつく俺と余り進まないように口にする亀梨。
ん？つーか…トマト除けてる？
｢！わり、トマト苦手だったよな？｣
｢う、ん…でも仁に最高に美味しいモノ食べて欲しかったから。｣
何て微笑む亀梨に暖かい気持ちになる俺。
うん、相変わらず健気だな。
｢ばーか。笑｣
｢え？食べてくれんの？｣
亀梨の優しさに緩む頬をごまかすように悪態つきながら除けたトマトを口に運べば驚きながらも嬉しそうな亀梨。
幸せってきっとこういうのを言うんだろうな。
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