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「…歌って欲しいんだ。Eternal。…俺だけの為に歌ってくんないかな?」
「え?かめ、何…「お願い。」」
切ない声で言うかめに断り切れなかった。
「…どう?」
うん、良かった。とっても良かった。
何て拍手しながら涙声で絶賛するかめ。
「有難う…。」
思わず照れる俺。
「あのさ、もう一曲"ムラサキ"歌って欲しいんだ。」
またリクエストするかめ。
…歌う俺。
歌い終わると涙声で良かったと言われる。
なぁ、ムラサキのあのフレーズを聞いた時泣いていたケド
キミハダレヲオモッテイタノ?
恥ずかしくて言えなかったケドお前を想って歌ったんだ。
Eternal。ムラサキも…。
俺の気持ちお前に届いたかな?
電話を切って瞼を閉じる。
思い返すはお前と愉しく笑い合っていた日々。
別々の道を歩く俺らだけど、
"今でも君だけを愛してた"
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