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「あ、そだ。恭平…お前この後何か(予定)ある?」
「この後ですか?えーと…今日は赤西さんに注文品を渡してから何も無いです。」
予定を問えばスケジュールを携帯で確認する恭平。うん、竜みてぇ。
「何でですか?」
考え事していればコテンと首を傾げ尋ねてくるその様は女何て目じゃねぇ程可愛かったりするから始末に悪い。
「ん?あー…頼まれてた曲組めたからさ。」
「本当ですか!?え?(取りに)行っても良いですか!?」
前から頼まれてたバラード集が出来たと告げれば大きな瞳を輝かせカウンター越しに乗り出してくる始末。
ったく、どんだけ楽しみにしてたんだよ。苦笑
取りに行っても良いかと言う恭平の問いに答える様に早くしろと促せばすっ飛ぶ様に奥へと引っ込んで行った。
「本当面白ぇ奴。」
手の中のアクセサリーをカチャカチャ弄りながら呟く。
本当飽きさせ無い奴。
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