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「散らかってるケドどうぞ。」
恭平を愛車の助手席に乗せ自宅のマンションへと車を走らせ到着すればセキュリティロックを解除し中へと入れてやった。
「お邪魔します。」
緊張した面持ちで足を進める恭平に苦笑いし俺も中に入り客人をもてなす準備をする。
「お前珈琲飲めたっけ?」
「はい!珈琲大好きです!」
「そか。笑」
見た目ガキっぽい面してるクセに珈琲好きとか…ギャップありすぎだろ。
珈琲をいれながら部屋をキョロキョロと見回す恭平を微笑ましく思った。
「あ!コレ!」
「ん?」
「これ…ナツさんの作品ですよね?」
部屋にディスプレイしてあるアクセサリーを指差し嬉しそうに尋ねる恭平。
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