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「わりぃ、んで何?」 頬を膨らます恭平の隣に腰掛け頭を撫でながら続きを優しく促してやる。 「もぅ、今日泊まってって良いっすか?」 「んー…明日はオフだし、描きかけの曲の期限までにはまだ余裕あるから良いよ?」 「っしゃ!」 渾身の力を込めてガッツポーズする恭平、 「そんな嬉しいわけ?つか初訪問で泊まりたいとか珍しい奴。」 クスクス笑いながら頭を撫でればそっぽを向かれた。 「いや、図々しいのは分かってんすけどCD-R嬉しくて…だから、その!お礼したいなぁ、何て。」 耳まで真っ赤に染めながら照れ臭そうに言う恭平。 あ~!据え膳喰わぬは男の恥ってか!?← 喰いてぇ…つか泊まり?お礼?そゆのオッケーだったり?←
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