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家を後にした俺は近くの公園を訪れた。 ブランコに座り空を眺めれば頬を伝う一筋の涙。 「…だっせ。」 自嘲気味に笑い呟き流れる涙を親指で拭い取った。 亀梨の初めてが自分じゃなかった事に亀梨が俺以外の誰かに脚を開いた事に心が悲鳴を上げた。 そして俺は気付いた。 亀梨の存在の大きさに…。いつの間にか愛おしい存在になっていた事に。 亀梨…なぁ、聞こえる?俺。お前が大好きだよ。すげぇ愛おしいんだよ。だから…過去の事には目つぶってやっから… 俺の傍から離れないでよ…。
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