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「クラゲが、傘に乗って、空から落ちてきたの?」
翔太がそう言った途端、クラゲがこっちを見ました。
息も忘れてクラゲを見る、翔太。
丸くて黒い目を更に大きくして、クラゲも翔太を見ます。
「……」
すると、
「ピピピー!」
クラゲが傘から降りて翔太の足下に走って来ました。
沢山の足をくねくねと動かして。
「うわぁ!」
またまた、翔太はビックリ!
翔太の足にペチョっとくっついたクラゲの足がとても冷たくて、気持ち悪い。
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