小さな ブレイブ・ストーリー

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でもこの白い傘は、もう傘屋のおじさんにしか直せません。 「ちょっと恐いけど、行ってみようか?」 「ピピー」 翔太はクラゲを肩に乗せ、傘屋さんを目指して歩きはじめました。 「僕は翔太だよ。君の名前は何?」 「ピピッピ!」 「ピピッピ?君はピしか言えないんだね」 うーん、と翔太は考えて、 「じゃあ、クラッピって呼んでいい?クラゲみたいで、ピッピ言うから」 「ピピッピー!」 翔太の付けてくれた名前に、クラッピは大喜び。 翔太の肩の上で踊ります。 「落ちちゃうよ、クラッピ」 翔太とクラッピは楽しそうに、傘屋さんまで歩きました。
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