小さな ブレイブ・ストーリー

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おじさんは黙っています。 やっぱり、怒られる……! 翔太がそう思った時でした。 「ちゃんと自分で言えたじゃねえか。偉いぞ、翔太!」 そう言って、おじさんが翔太の頭をなでて、ほめてくれました。 そしておじさんは、翔太の持っていた傘を受け取り、 「待っとけ、新品みたいに直してやるからな!」 と、お店の中に入って行きました。 おじさんは傘の修理が本当に上手で、白い傘はあっというまに、新品みたいに直りました。
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