二度目の覚醒

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買い物が終わり家に帰った。 鍵が開いてある。 もしかしておじいちゃんが帰って来ているのかも。 「おじいちゃん。もう大学から帰ってるの」 史朗は、おじいちゃんの部屋へ行った。 「おじいちゃん!?」 しかしそこに居たのは、知らない男の人だった。 「ア・・レ? おじいちゃん・・・は?」 よく見ると部屋があれている。 大事な資料が、床にばらまかれている。 史朗が状況を理解する前に、その男は逃げ出した。 やっと状況を理解した史朗は、男を追いかけた。 車に乗っているところだった男を見つけて史朗は叫んだ。 「どろぼー」 男は車に乗りエンジンをかける。 さすがに逃げられたと思った史朗は、警察に連絡しようと思い家に入ろうとした。 しかし、その時、男の乗った車がこちらに近づいてくる。 史朗は、避けることが出来ず、男の乗った車に引かれてしまった。 「うわぁぁぁぁ」
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