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「まさかとは思いますが…」
黒子は、続ける。
「一応探ってみた方が良さそうですわね…」
「この方をですか?」
「万が一のこともありますから…初春、朝霧萌と如月梓に鷹見陽を調べてください」
りょうかーい、と呑気に返事をしてデスクに座り、高速で打ち込みをする初春。
初春は、能力こそ低いがコンピュータにはとことん強く、優秀なサポーターだと白井は自負している。
「はい、出ました」
「さすがは初春ですの…っ!?」
白井はディスプレイを見た瞬間固まった。
「白井さん…?」と初春が呼び掛ける。
彼女の驚愕の原因は…
「別人…?じゃあ、あの方々は…」
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