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隊長「くっ…応援はまだなのか…！」
だだっ広い草原で、
10人程の兵士が“何か”に
囲まれていた。
兵1「ギルドに要請しました！もうすぐ
来るはずです!!」
隊「皆、がんばる「いーやぁ…」
隊･兵1「!?」
声がした方を見るとそこには、
いつの間にか漆黒のローブを着た
男がいた。
声の高さからして、
まだ少年だとわかるが
フードを深くかぶっているため
顔は確認できない。
？「よくもまあ、これだけ集まったもんだな」
兵１「貴様は誰だ!!何故このようなところに子供が居るんだ!!早く立ち「去っちゃっていいのか？」
兵・隊「？」
？「だって、このまま俺が帰ったら、ここにいる人達・・・・・
死ぬよ？」
と、声を低くして言った。
兵２「なっ…お前何言っ 隊「止めろ!!」
兵３「隊長、何言ってるんですか!?」
隊「…あなた様はもしや…」
？「死にたく無かったら、しゃがめ。今すぐに」
少年が漆黒の鞘から白銀の刀を抜き放つ
のを見ると、すぐに従った
？「乱の型 第１０幕――乱円舞」
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