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『あるわけないじゃない。
私は、人間じゃないわ。
それに、夜納の勝手な復讐のせいで、どれだけの者が迷惑してるかわかってるの?』
「壊紅様は、悪魔だ!
自分は、失望しました!
もう・・・父と母がいないこの世などどうでもいい。
誰が困ろうと関係ない。
それに・・・・あなたが、そんなことを言えるご身分ですか?」
夜納は、そう言って、憎しみの籠った表情で鏡花を見ている。
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