最終章

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先生が言いたいのはきっと、 その薬で楽に死なせてやろう。 であることを察した。 しらない間に頬を熱い感情が流れていった。 その思いは口に入り、しょっぱかった。 「お願いします。」 楽にしてやってください。 そう、心の中で付け加えて。
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