傷痕

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気付くと莱巫は無数の傷痕をナイフで つけてた。 深くて… 一ヵ所血管なのかわからないけど管が見えてた。 正気に戻った莱巫は傷痕を隠すように包帯を自分で巻いた。 それから街へフラフラと行った。 『稀宮?』 誰かに呼ばれた。 顔を上げると… 講師… 莱巫はストッパーが外れたように泣き出してしまった。
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