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とりあえず喫茶店に入ることにした。
『何する?』
メニューを渡された私は…
『ミルクティー…』
彼がアイスコーヒーとミルクティーを頼み、すぐに運ばれてきた。
『なんか…変な感じだな。俺ら生徒と講師なのにな。』
彼は気まずそうに私を見た。
『でも…あなたは教師じゃない。』
私はミルクティーを口にして答えた。
『詩…見せて』
私は本題へ入った。
『あ、あぁ!そうだった。これ…』
私はルーズリーフを受け取り自分のノートを彼に渡した。
『これは…?』
ノートを受け取り彼は首をかしげた。
『私が書いた詩…』
私達はしばらく無言で互いの作品を見た。
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