絶望

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彼は講師を辞めた。 生徒と講師という関係から抜け出した莱巫と彼…。 私は彼の家に居座るようになった。 彼が仲良しの友達二人とも仲良くなってきた。 クールで何考えてるかわからない宮部。 馬鹿でどうしようもない谷地。 莱巫の理解者の彼…結城。 いつも四人一緒だった。 莱巫が書いた詩は曲に載せてライブハウスで歌った。 みるみるうちにファンは増え、ライブハウスではトップだった。 ある日打ち上げ行こうと四人でライブハウス出ようとしたとき… 『ちょっといいですか』 スーツを着たオッサンが声をかけてきた。 莱巫は結城の服をギュっと掴んだ。
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