6人が本棚に入れています
本棚に追加
『ちょっと見に行かね?』
谷地が言い出した。
『お、おい!谷地!』
宮部の制止も聞かずに谷地は野次馬の中に入っていった。
仕方なく私達も谷地を追った。
人が凄くて見えないな…
突然宮部が手をギュっと握ってきた。
…!?
私はバッと手を離した。
なんなの!
そう言おうとしたとき…
『莱巫…見ない方がいい…。』
宮部…?
声が震えてた…
…!!
人と人との間から見えてしまった。
変わり果てた…
結城を…。
最初のコメントを投稿しよう!